オランダ住宅・国土計画・環境省のクラーマー大臣は、若者の環境技術革新のアイデアを求めて大学を回る「グリーンイノベーター・ツアー」を開始した。このツアーは、オランダ全国で、持続可能性を追求する企業家精神に満ちた学生を育てることを目指すもの。気候変動の緩和・適応、資源の効率的な利用といった難解な問題を解決できるようなアイデアについて、大臣自ら大学生と意見交換する。各地の若者の取り組みについて、ツアーで得た情報を公表し、画期的なアイデアを持った若者同士が連絡を取り合えるようになることも期待されている。第一回目の訪問地となったデルフト工科大学では、3人の学生が、発電可能なフィットネスマシーン、地場産の持続可能な木材から製造した自転車、海洋の冷熱を利用してキュラソー島でエネルギーを自給する計画を披露した。大臣は、学生、科学者、企業が力を合わせていくことでオランダを変え、不可能を可能にしていくことができると協力の重要性を説いた。クラーマー大臣は、夏以降、さらに様々な大学を訪問する予定。
情報源 | オランダ住宅・国土計画・環境省(VROM) プレスリリース |
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国・地域 | オランダ |
機関 | オランダ住宅・国土計画・環境省(VROM) |
分野 | 地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | 再生可能エネルギー | 気候変動 | 環境技術 | 持続可能 | 大学 | オランダ | 技術革新 | オランダ住宅・国土計画・環境省 | VROM |
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