アメリカ環境保護庁(EPA)は、2018年環境教育(EE)助成プログラムに基づき、ヴァージン諸島とプエルトリコを含む29の州の37団体のプロジェクトに、5万ドルから10万ドル、計330万ドルを助成すると発表した。EE助成プログラムは、環境教育の方法や技術を計画、実行もしくは普及させるプロジェクトに財政的支援を提供するもの。2018年のプロジェクトには、新規就農者に持続可能な農業生産や農場経営の体験研修を提供するもの、リサイクルに関する市民の行動や意識を高めるもの、プレーリー(草原)回復への積極的な参加を通じ市民の意識を向上させ、さらに環境リテラシーや保全スチュワードシップを促進するもの、また健全な森林や水路のために、在来植生及び侵入植生の生態系を管理するものなどが選出されている。1992年以降、EPAはEE助成金として年間200万ドル~350万ドルを授与しており、これまでに3700を超える助成プロジェクトに総額7500万ドル超を提供している。