エルニーニョ現象、2009年は継続の見込み

発表日:2009.08.19

エルニーニョ現象が太平洋赤道域で発生しているが、この現象は少なくとも2009年中は継続する可能性がかなり高く、2010年第1四半期まで続く可能性もあることが、世界気象機関(WMO)のエルニーニョ・ラニーニャ現象最新情報により明らかになった。エルニーニョ現象は中部・東部太平洋赤道域で海水温が上昇し、ラニーニャ現象は反対に海水温が低下する点が特徴だが、いずれも熱帯地域の降水パターンや大気の循環を阻害し、世界各地の気候に影響を及ぼすおそれがある。6月・7月は、東部太平洋赤道域の海面及び海面下で水温上昇(0.5~1℃程度)が観測され、エルニーニョ現象の初期の段階に似ているとされた。当初は、水温上昇に伴う大気の変化が、通常のエルニーニョ現象の気候パターンへと変化するのに時間がかかったものの、現在は、十分に水温が上昇している。この状況はかなりの確率で2009年中は継続し、2010年第1四半期については確実な予測はないものの、継続する可能性もあるという。

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