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 カナダ環境・気候変動省、2020–2024年の汚染地浄化に11.6億ドル拠出

発表日:2019.07.24


  カナダ環境・気候変動省は、連邦政府汚染行動計画(FCSAP)を更新して15年延長し(2020~2034年)、2020~2024年の汚染地浄化に11億6000万ドル拠出すると発表した。今回の拠出金により、242地区を評価し、1316地区の浄化活動が実施される予定で、浄化活動の対象には先住民ファーストネーションの約475の居留地も含まれる。また、民間部門での廃棄物管理や浄化活動の分野で5年間に6400人の雇用確保が期待されている。FCSAPは過去の土地利用による有害な影響を軽減し、自然を保護して健全な地域社会を将来世代に残すことを目的として2005年に発足したプログラムで、これまでに45億4000万ドルを拠出し、およそ1万7000の汚染地浄化に寄与してきた。汚染地は燃料漏れやバッテリー漏れによって汚染された土壌など小規模なものから、重金属や危険物質によって汚染された廃鉱山など大規模なものまで多様で、浄化活動実施の優先順位は環境や人間の健康への影響を考慮して決定される。

情報源 カナダ環境・気候変動省 ニュースリリース
国・地域 カナダ
機関 カナダ環境・気候変動省
分野 健康・化学物質 水・土壌環境
キーワード 重金属 | 廃棄物管理 | カナダ環境・気候変動省 | 連邦政府汚染行動計画 | 汚染地浄化 | 浄化活動 | 先住民ファーストネーション | 雇用確保 | 危険物質
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