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 アメリカエネルギー省、潮力発電技術の改善を支援

発表日:2009.09.15


  アメリカエネルギー省(DOE)は、潮力発電の先端企業である海洋再生可能エネルギー電力社(ORPC社)に対して、発電技術の改善のため130万ドル以上を助成することを発表した。これは、海洋における水力エネルギーの効率性や柔軟性、環境パフォーマンスの向上を目指すもので、技術革新を通して水力発電の供給量を増やし、アメリカ最大の再生可能エネルギー源である水力発電の研究を進めるための投資の一環となる。今回の助成により、同社では、流体動力装置を水面下で停留させる標準的なシステムを設計し、潮流タービンの有効性を確認する。また、アラスカのクック湾で、新しいモニタリング技術を活用して、潮力タービンの操業前の海洋哺乳類の分布に関するデータを収集。操業中や操業後にもモニタリングを実施し、潮力タービンと海洋哺乳類との相互作用を判断する。なお、DOEでは、この他、20件の先進的な水力発電プロジェクトに対し、1300万ドル以上の助成を行うことを発表した。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | モニタリング | アメリカエネルギー省 | DOE | 潮力発電 | 水力発電 | 海洋哺乳類
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