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 アメリカ海洋大気庁、2020年3月はアメリカで10番目に暖かい3月であったと報告

発表日:2020.04.08


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2020年3月の平均気温は7.8 ℃(20世紀の平均より2.5℃高い)となり、アメリカの3月の気温としては10番目に暖かい記録になったと報告した。フロリダ州では3月としては史上1位の気温を記録し、全米17州で上位10位以内の記録となった。また、3月の全米の平均降水量は71.8mm(平均より8.1mm多い)で、126年間の記録の中で3位となった。3月のその他の注目すべき気象イベントとして、ベーリング海の氷が記録的な速さで溶け、アラスカ州のデナリ国立公園では記録的な積雪となり、全米の14.5%で記録的な干ばつに見舞われたことが挙げられる。アメリカは今年1月と3月に、20億ドル規模の気象災害に見舞われた。1月10日から12日まで、竜巻、激しい洪水、五大湖沿岸部の被害を含む、南部から中西部までの広範囲にわたる暴風雨と洪水が発生し、3月2日から3日の夜には、テネシー州ナッシュビル周辺で発生した竜巻により、数十人が死亡し、建物の倒壊が広範囲に広がった。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA)ニュース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 干ばつ | アメリカ海洋大気庁 | 洪水 | 暴風雨 | 平均気温 | 気象災害 | 平均降水量 | 竜巻 | 気象イベント | デナリ国立公園
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