アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、2018年6月のアメリカ本土の平均気温が21.96℃(平均より1.69℃上昇)で、124年に及ぶ記録の中で3番目に高かったと発表した。NOAA国立環境情報センター(NCEI)によれば、6月の気温は南部の多くの地域で高くなった一方、北西部及び北東部では平均もしくは平均以下だったという。また2018年6月の平均降水量は、平均を3.81㎜上回り78.23㎜だった。中西部の地域で平均降水量をかなり上回り、西部と南部の一部では平均降水量を下回った。1月~6月の平均気温は9.67℃(平均より1.04℃上昇)、平均降水量は400.81㎜(平均より11.94㎜上昇)となっている。この間にアメリカが被った気象災害の被害(4つの猛烈な嵐と2つの冬の嵐を含む)は、既に60億ドルに達しており、死者36名に上っている。今後注目すべき気候現象として、豪雨、拡大する干ばつ、高温や乾燥状態によって誘発されるアメリカ西部の森林火災が挙げられる。
情報源 | アメリカ海洋大気庁(NOAA) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | NOAA気候の概要 |
分野 | 地球環境 自然環境 |
キーワード | アメリカ | 干ばつ | アメリカ海洋大気庁 | 豪雨 | 森林火災 | NOAA国立環境情報センター | 気象災害 |
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