国連環境計画、アイスランドがアフリカの地熱発電開発を支援と報告

発表日:2020.06.24

国連環境計画(UNEP)によると、20世紀初めのアイスランドはヨーロッパで最も貧しい国の一つで、エネルギー源として輸入石炭と地元産の泥炭に頼っていたが、21世紀になると化石燃料の利用を止めて地熱発電を導入するという歴史上でも有数のエネルギー改革に成功し、現在では電力のほぼ100%が再生可能エネルギーで賄われている。同国は2010年からUNEPと協力して、東アフリカのエリトリア、エチオピア、ケニア、ルワンダ、タンザニア、ウガンダで同様のエネルギー革命を起こすべく活動している。アイスランドは地熱探査プロジェクトへの資金提供から、将来の地熱技術者の育成まで幅広い支援を行っており、国連大学地熱エネルギー利用技術研修プログラム(UNU-GTP)では、100カ国から1,300人以上の研修生を卒業させている。東アフリカが地熱エネルギーを利用すれば、20ギガワットの電力を生み出すことができると推定されており、人口の25~89%がエネルギー不足で十分に電力を利用できないこれらの地域では、地熱利用は非常に有用である。

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