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 生物多様性条約、世界の植物保全のための世界戦略は行動を一致させることには成功と発表

発表日:2020.09.23


  生物多様性条約(CBD)事務局は、世界植物保全戦略(GSPC)に関する新しい報告を行い、世界の植物を保護するための16の目標すべてが達成される可能性は低いが、各国は目標達成に向けてかなりの進歩を遂げていることを示した。また、原則と目標を共有することで、世界の植物学者と植物保護コミュニティの行動を一致させることに成功した。同戦略の活動の成功例としては、「世界植物種オンライン」と「世界樹木アセスメント」の設立が挙げられる。世界植物種オンラインは、世界の35万種の維管束植物と苔に関するウェブベースの抄録を作成するもので、世界樹木アセスメントは、2020年までに世界の樹木種のレッドリスト評価を完了させるものである。同戦略の16の目標は、2002年に初めて合意され、国際社会が世界レベルで採択した生物多様性を保全するための最初の目標となった。同戦略は植物の多様性喪失を防ぎ、植物遺伝資源の利用で生じる利益を共有することを目的としている。

情報源 生物多様性条約(CBD)プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約(CBD)
分野 自然環境 環境総合
キーワード 生物多様性 | 生物多様性条約 | 維管束植物 | 植物遺伝資源 | 世界植物保全戦略 | 世界植物種オンライン | 世界樹木アセスメント | 植物保護コミュニティ | レッドリスト評価
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