国連環境計画(UNEP)とエレン・マッカーサー財団は、New Plastics Economy Global Commitmentの活動に関する2回目の年次報告書「Global Commitment 2020 Progress Report」を発表した。2018~2019年の間に、リサイクル材を含んだプラスチック包装が前年比22%増の6.2%へ増加し、使い捨てのビニール袋やストローなどの段階的な廃止が進展するという2つの重要な動きがあったものの、再利用可能な包装の増加は限定的で1.9%と低いままであり、使い捨て包装材を減らす動きは紙への代替や包装材を薄くする軽量化の動きが中心であった。同活動に署名した企業・組織間の進捗状況には大きな違いがあり、大きな前進を遂げた企業・組織もあるが、それ以外では量的目標に対してほとんど進展が見られなかった。プラスチック汚染を減らすために掲げた2025年の目標達成に向けて、プラスチック包装のリサイクル率の向上と使い捨て包装の削減を、よりスピードを上げて行わなければならない。
情報源 | 国連環境計画(UNEP)ニュース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | ごみ・リサイクル 環境総合 |
キーワード | 国連環境計画 | リサイクル率 | 包装材 | リサイクル材 | プラスチック汚染 | プラスチック包装 | エレン・マッカーサー財団 | 再利用可能な包装 | 使い捨て包装 |
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