国連環境計画(UNEP)は、石油・ガス業界の主要企業が、透明性の高い新たなレベルでメタン排出量を報告することに合意したと明らかにした。「石油・ガス・メタン・パートナーシップ(OGMP)」は、UNEPなどが主導する「気候と大気浄化の国際パートナーシップ(CCAC)」のイニシアティブで、世界の石油・ガス生産量の30%を占める62社が既に参加している。新しいOGMP 2.0の枠組みは、石油・ガス部門におけるメタン排出量の報告精度と透明性を向上させるものであり、石油・ガスのバリューチェーン全体に適用され、上流の生産だけでなく、中流の輸送、下流の加工・精製など、今までほとんど報告されていなかった部門にも適用される。OGMP 2.0は、2025年までに石油・ガス部門のメタン排出量を45%、2030年までに60~75%削減することを目標としている。化石燃料に由来するメタン排出量を75%削減すれば、2019年における世界の温室効果ガス排出量の約10%削減に相当する量となる。
情報源 | 国連環境計画(UNEP)プレスリリース |
---|---|
国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 化石燃料 | 国連環境計画 | 温室効果ガス排出量 | 気候と大気浄化の国際パートナーシップ | メタン排出量 | 石油・ガス・メタン・パートナーシップ | 石油・ガス業界 | 石油・ガス生産量 |
関連ニュース |
|