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 倫理的バイオトレード連合、国連の目標達成に向け取組強化が必要と「2015年版生物多様性バロメータ」で報告

発表日:2015.06.25


  生物多様性に配慮した製品流通を目指す倫理的バイオトレード連合(UEBT)は、生物多様性に関する消費者等の意識調査をまとめた「2015年版生物多様性バロメータ」を公表した。今年は9か国9000人を対象に調査を実施した結果、生物多様性への認識は高まっているものの不十分で、取組強化が必要であることが分かったという。調査によると、2009-2015年、生物多様性の認識率はドイツ・フランス等で56%から64%に向上した。保全への個人の貢献に関心が高まっており(特に中南米・インド)、とりわけ若年層の意識が高い。回答者の83%は、企業に生物多様性への配慮とサプライチェーンでの保全に関する情報提供を求めているが、企業が真剣に取り組んでいると答えたのは42%のみであった。また、報告書等で生物多様性に言及している企業は、美容業界では世界の上位100社のうち36社、食品業界では100社のうち60社にとどまっている。ディアス生物多様性条約事務局長は、国連の2020年目標の達成に向け、より大胆な意識啓発が必要だと述べた。

情報源 生物多様性条約(CBD) プレスリリース(PDF)
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約(CBD)
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | 生物多様性条約 | CBD | 企業 | 消費者 | 意識調査 | 倫理的バイオトレード連合 | UEBT
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