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 スウェーデン、2008年の温室効果ガス排出量は1990年比で約12%減少

発表日:2009.12.15


  スウェーデン政府は2008年の温室効果ガス排出量を公表し、1990年以降で排出量が最低となったことを明らかにした。2008年の温室効果ガス排出量(暫定データ)は、CO2換算で約6400万トン、1990年レベルから約12%の減少であった。スウェーデンの温室効果ガス排出量はこれで5年間連続して減少している。2006年~2007年にかけては、排出量は220万トン減少し、1990以降2番目の減少幅であった。スウェーデン環境保護庁によると、排出量が減少している要因はいくつかあり、特に、住宅及び住宅以外の建物部門、産業部門、廃棄物部門で削減が進んでいるという。また2007~2008年にかけては、運輸部門の排出も減少した。政府では、石油税の引き上げやエコカーへの減税措置、炭素税、バイオガス燃料スタンドへの支援などを行っている。これにより、欧州内では新車からの排出量が最も少ない国の一つになっているという。

情報源 スウェーデン環境省 プレスリリース
国・地域 スウェーデン
機関 スウェーデン環境省
分野 地球環境
キーワード CO2 | 温室効果ガス | 運輸 | 廃棄物 | エコカー | 建物 | 産業 | スウェーデン環境省 | 炭素税 | バイオガス燃料
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