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 アメリカエネルギー省、エネルギー分野の革新的な研究拠点3ヶ所を設立へ

発表日:2009.12.22


  アメリカエネルギー省は、エネルギー分野での技術革新を促進するため、新たな研究拠点を3ヶ所設置し、総額3億6600万ドルを拠出する計画を発表した。それぞれの研究拠点では、1)光合成のようなメカニズムを利用した、太陽光からの直接的な燃料生産、2)建物のエネルギー効率を改善するシステムやモデル等の開発、3)最先端の原子炉の開発を目指すコンピューターモデルとシミュレーション、という3点に重点を置いて研究を進める。各拠点には、学際的な研究者のチームを集め、各々、5年間で1億2200万ドルを補助する予定。ポテンシャルの高いエネルギー技術について、研究のスピードを上げ、科学的な発見の段階から技術開発や商業化までにかかる時間を短縮する効果が期待されている。まずは、大学、国の研究機関、企業、NPO等の研究機関で、1)の研究拠点となる候補を募集している。2)、3)の研究拠点については2010年初頭に募集を開始するという。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード アメリカエネルギー省 | DOE | エネルギー効率 | 技術革新 | 研究機関 | 太陽光 | 研究拠点 | 光合成 | 原子炉
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