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 アメリカ環境保護庁、セントルイスの3つの小川に浮遊ごみ回収装置を設置したと発表

発表日:2021.02.22


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、セントルイス地域の3つの小川に浮遊ごみ回収装置(trash trap)を設置した。この装置は浮きを付けたフェンスとネットから成り、堤防や運河、雨水の流出口付近の浮遊ごみを、河川、湖、海などの主要な水路に到達する前に集めるものである。地元のボランティアが毎月装置からごみを除去し、分別してごみの記録を付けた後、リサイクルへ回しており、結果が良好であれば他の水路にも設置を拡げる計画である。収集したデータはごみを削減し、ミズーリ川とミシシッピ川、メキシコ湾に至るまでの河川の環境を保護する方法を特定するのに役立てられる。陸上で不適切に処理されたごみは小川や川に流れ込んで最終的には海へ流出し、海洋ごみの80%を占めると推定されている。残りの20%は船舶からのごみであり、漁具の紛失や放棄、事故や意図的な投棄などが含まれる。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA)ニュースリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 ごみ・リサイクル 水・土壌環境
キーワード リサイクル | アメリカ環境保護庁 | メキシコ湾 | 雨水 | 堤防 | 海洋ごみ | 浮遊ごみ回収装置 | trash trap | セントルイス地域 | 運河
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