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 アメリカ環境保護庁、メリーランド州の水質改善計画を支援

発表日:2017.08.01


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、メリーランド州の水質改善計画を承認し、州水質浄化回転融資基金(CWSRF)として3200万ドルを助成したと発表した。この計画には州内の雨水管理や排水処理インフラの改善など36の水質改善プロジェクトが含まれ、費用総額は3億300万ドルに上る。CWSRFは水インフラの建設費用を低利で融資する連邦プログラムで、飲料水の水源や野生生物の生息地である、河川や湖沼の水質保護に必要な排水処理施設の建設などが対象となる。今回の計画では、例えば、雨水を吸収する各種のグリーンインフラを建設して分流式雨水排水システムの認可プログラムを実施するボルチモア市のプロジェクトに4670万ドル、同市とボルチモア郡が実施する未処理汚水の越流を防ぐ排水処理施設の改善プロジェクトには7370万ドルなどがCWSRFから計上された。計画の資金としてこの他に、州のマッチング資金や過去のCWSRFの返済、債券収益などが充てられる。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 水・土壌環境
キーワード 水質浄化 | 排水処理 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 雨水 | 水質改善 | グリーンインフラ | メリーランド州
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