EU加盟国は、「エコデザイン及びエネルギーラベル規制委員会」において、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機などのエネルギー性能改善のための新たな規制に同意した。この一連の規制は、テレビやいわゆる白物家電(冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機など)を対象としたもので、新たな対策により、2020年までにエネルギー消費量を51TWh削減することが期待される。今回の提案のうち、まず、エコデザイン規制では、テレビや白物家電について、一定量以上のエネルギーを消費できないよう義務的な基準を設定する。基準に合致した製品には、エネルギー性能を示す新しいエネルギーラベルが表示され、消費者は、購買前に比較できるようになる。また、エネルギーラベルに関する規制では、A~Gランクまである既存のエネルギー効率分類をもとに、より効率の良い製品に新たに「超A」のマークをつける。例えば、「A-20%」の製品はAランクの製品より20%エネルギー消費量が少ないことになる。
情報源 | 欧州委員会 プレスリリース |
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国・地域 | EU |
機関 | 欧州委員会 |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 欧州委員会 | EU | エネルギー効率 | 規制 | エコデザイン | 家電 | テレビ | エネルギーラベル |
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