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 EU、2009年欧州発明家賞の候補者を発表

発表日:2009.03.18


  欧州特許庁(EPO)と欧州委員会は、2009年欧州発明家賞の候補者12名を発表した。同賞はEPOと欧州委員会による共同事業で、2006年にスタートした。今回の候補は、エネルギー、環境、健康といった今日の難しい課題に対処しようとするものが多く、ソーラーエネルギーの商業利用の父とされるアドルフ・ゲッツベルガー氏(ドイツ)、環境にやさしい医薬品・化粧品生産方式として触媒に酸素を利用する方法を編み出したマリア・レジーナ・クラ氏(ドイツ)、少ないエネルギーで銑鉄の生産を可能にする新型溶鉱炉を発明したヘンドリクス・メイジャー氏ら(オランダ)、新しいタイプのエネルギー効率的な熱交換器を発明したジョセフ・ルメール氏(フランス)、ハイブリッド車用の強力な超寿命バッテリーを開発した佐々木正一氏(日本)らの名前が挙がっている。今後、「産業」、「中小企業・研究」など4つの部門ごとに最終的な受賞者が選考される。授賞式は、2009年4月28日、チェコのプラハで開催される予定。

情報源 欧州委員会 プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州委員会
分野 地球環境 健康・化学物質
キーワード 健康 | ソーラー | エネルギー | 欧州委員会 | 欧州特許庁 | 環境 | EU | バッテリー | エネルギー効率 | 欧州発明家賞
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