アメリカエネルギー省(DOE)は、同省の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)が、初期段階のソーラー技術の開発を支援するため、企業4社に対して総額1200万ドルを助成すると発表した。この助成は、アメリカ復興・再投資法に基づくもので、こうした技術の商業化を目指す。今回、助成の対象となったのは、2011年の市場化に向け、高効率で低価格の化合物半導体太陽電池モジュールの開発に取り組むアルタ・デバイス社、高効率の多接合型太陽電池の製造工程の開発を進めるソーラー・ジャンクション社など。選ばれた4社は、NRELと協力し、プロトタイプのソーラー技術を、試験的なレベル、さらに完全な実用化のレベルへと移行させる。各社には各々最大で300万ドルが18ヶ月にわたって供与される予定。DOEのチュー長官は、アメリカにおけるソーラー発電産業の拡大は、新たな雇用の創出、CO2排出量の削減、消費者のコスト節約につながると期待を示している。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | CO2 | アメリカエネルギー省 | DOE | 太陽電池 | ソーラー | アメリカ復興・再投資法 | 再生エネルギー | 国立再生可能エネルギー研究所 | NREL |
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