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 世界資源研究所、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議が森林と気候にもたらした意義を評価

発表日:2021.11.12


  世界資源研究所(WRI)は、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が森林と気候にもたらした意義を評価した。同会議で最初であり、最も重要である発表は、「森林と土地利用に関するグラスゴー・リーダーズ宣言」で、137か国が2030年までに森林の消失と土地の劣化を終わらせることを約束したことである。同会議では地球温暖化を1.5℃に抑え、気候変動の影響に適応し、健全な生態系サービスを維持するためには、すべての森林が重要であることが確認され、多くの森林に関する約束が発表された。その中には、熱帯林の保全、保全に必要な国や財団による多額の資金提供、森林の消失を減らし、より持続可能な土地利用への移行を支援する、企業や投資家による約束などが含まれる。同宣言の目標は、森林の消失や土地の劣化を食い止めるだけでなく、それを逆転させることにあり、過去に達成されなかった森林に関する公約の実現に向け、行動を起こすことが期待される。

情報源 世界資源研究所(WRI)ニュース
国・地域 国際機関
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 地球環境
キーワード 森林 | 気候変動 | 土地利用 | 世界資源研究所 | 生態系サービス | 適応 | 熱帯林 | 投資家 | 国連気候変動枠組条約 | COP26
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