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 世界資源研究所、コロンビアにおける気候変動適応の取り組みを紹介

発表日:2022.07.07


  世界資源研究所(WRI)は、気候変動の影響により高いリスクを抱えているコロンビアにおける、気候変動適応に向けた取り組みを紹介した。同国の気温上昇による氷河の融解や異常降雨は最も顕著で、生態系の劣化、水不足、洪水、地滑りといった形で高地地域に影響を与えている。沿岸地域は海面上昇や高潮による洪水にさらされていて、降雨パターンの変化と干ばつによる水不足は、同国の食糧安全保障と輸出収入の主要な源泉である農業部門の生産性に大きな影響を与えている。同国は2020年、国が決定する貢献(NDC)を提出し、幅広い分野の関与による適応のためのロードマップを提示、生態系の保全と保護、計画と実施、モニタリングや評価など30の適応目標を盛り込んだ。都市や民間部門の取り組みとしては、同国第二の都市メデジンでグリーンインフラの拡大などにより気温が2℃低下し、気候適応テクノロジー企業が、世界初の大規模な洪水保険プログラムをコロンビア全土に展開する予定である。

情報源 世界資源研究所(WRI) ニュース
国・地域 国際機関
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 地球環境
キーワード 生態系 | 気候変動 | 世界資源研究所 | 海面上昇 | 適応 | 水不足 | コロンビア | 降雨パターン | 食糧安全保障 | 異常降雨
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