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 世界気象機関、アジア河川流域における「地球規模水文状態・予報システム」に関するWSを開催

発表日:2021.11.26


  世界気象機関(WMO)は、2021年11月22日と23日の2日間、インド気象局(IMD)と、ガンジス・ブラマプトラ・メグナ(GBM)川流域におけるHydroSOS(地球規模水文状態・予報システム)に関するワークショップを開催した。同河川流域はブータン、バングラデシュ、インド、ネパールの4か国にまたがっており、広さ170万平方キロメートル、人口は5億人を超え、世界で最も人口の多い河川流域の一つである。しかし、同河川流域は多くの課題に直面しており水資源管理が不十分で、洪水や干ばつが頻発し、環境、社会、経済に甚大な影響を及ぼしている。HydroSOSは、地表水・地下水の水文学システムの現状と予測を評価できるシステムとして、同機関とパートナー企業によって開発されている。同ワークショップでは、提案されたプロジェクトの実施戦略や目的などについて共通の理解を得るために同河川流域諸国の利害関係者が協議し、関与する国の役割と責任が明確にされた。

情報源 世界気象機関(WMO)ニュース
国・地域 国際機関
機関 世界気象機関(WMO)
分野 地球環境
キーワード 世界気象機関 | インド | 洪水 | バングラデシュ | ネパール | ブータン | インド気象局 | 水資源管理 | ガンジス川 | HydroSOS
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