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 ドイツ・ヴッパータール研究所、電気自動車の利用について調査

発表日:2010.03.09


  ドイツで、電気自動車の個人用・商業用の利用や、充電インフラをテストするイーモバイル・NRWプロジェクトが、モデル地区ルール・ライン地方で開始される。実施期間は2011年6月まで。12のパートナーからなるプロジェクト・コンソーシアムには、デュッセルドルフ市公共施設局、ルフトハンザ・ドイツ航空、ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所等が参加。実験は、一般家庭がバイクまたは自家用車に試乗して行われるが、走行距離が限られている点や充電時間がかかる点が、どのような影響を与えるかが注目される。充電のためのインフラ整備に当たっては、家庭用コンセントとの関係が注目され、料金モデル等が調査される。また、電気自動車と再生可能エネルギー電力との関係、実験参加者が電気自動車の購入に踏み切るための条件についても調査する。商業用の車に関しては、技術的な面で利用が限定されることやロジスティック面での需要を考慮した時に、電気自動車の導入が可能な分野について分析し、代替可能性や環境面での効果についても調査する。

情報源 ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所 事業概要
国・地域 ドイツ
機関 ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 電気自動車 | プロジェクト | 充電インフラ | 家庭 | コンセント | ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所 | 商業
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