イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra)は、イングランドの13のコミュニティ・フォレストが森林造成機関などともに、同国政府からの4,420万ポンドの資金提供により、全国で数百万本の植林を実施することを報じた。この植林により、2050年までに60万トンの二酸化炭素が吸収されると推定され、その価値は約1億ポンドに相当する。また、気候変動や山火事などの自然災害に強くなり、温暖化した世界に適応するために重要な役割を果たす上、脆弱な地域の洪水リスクを軽減し、自然や生物多様性が育つ場所を提供することにもつながる。過去2年間、イングランドのコミュニティ・フォレストは、Defra、林業コミッション、ナチュラル・イングランド、70以上の地方自治体、様々な土地所有者と協力し、1,000ヘクタール以上の新しい森林を造成してきた。今回の植林計画は森林被覆率が最も低い地域を対象とし、より困窮した地域に向けて植樹を行うもので、イングランド全体の環境的利益を向上させることに役立つ。
情報源 | イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) プレスリリース |
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国・地域 | イギリス |
機関 | イギリス環境・食糧・農村地域省(Defra) |
分野 | 自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 気候変動 | 適応 | 植林 | 自然災害 | 山火事 | イングランド | イギリス環境・食糧・農村地域省 | 洪水リスク | コミュニティ・フォレスト |
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