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 アメリカ海洋大気庁とオーストラリアの海洋科学機関、太平洋の探査と地図作成で提携

発表日:2022.12.21


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)とオーストラリアの2つの主要科学機関は、「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年(国連海洋科学の10年)」の主要な優先事項である、太平洋の探査と地図作成を推進するために協力することに合意した。「国連海洋科学の10年」の目標は、世界中の関係者が集まって海洋の健全性を向上させ、科学を利用して海洋の持続可能な開発と保全の改善を図ることである。今回の協力は2030年までに世界の海底をマッピングし、そのデータをすべての人に提供するという「日本財団-GEBCO海底2030プロジェクト」に貢献することで、「国連海洋科学の10年」を直接支援する。また、海洋国家である両国の長年の関係を発展させ、太平洋における海洋探査を支援するための科学資源、人材、技術データおよび製品、知識の共有を促進する。両国は協力して、気象予測、海洋の健全性の向上、気候変動対策、商業の発展に向けた海洋の理解と地図作成という、共通の目標を加速させる。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA) ニュース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 水・土壌環境
キーワード 気候変動 | アメリカ海洋大気庁 | 太平洋 | オーストラリア | 探査 | 気象予測 | 海底 | マッピング | 国連海洋科学の10年 | 地図作成
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