海外ニュース


 ヴッパータール研究所、発展途上国等における持続可能なエネルギー利用に向け、技術情報普及プログラムを導入

発表日:2010.05.17


  ヴッパータール研究所は、発展途上国等における持続可能なエネルギー供給の実現と資源効率向上に取り組む「WISIONS」イニシアティブにおいて、技術情報の普及を目的とした「技術レーダー」プログラムを新たに導入するとともに、持続可能なエネルギープロジェクト支援プログラム(SEPS)第6回プロジェクト公募を開始すると発表した。「WISIONS」は、ヴッパータール研究所が2004年に開始したもので、今回導入される技術レーダープログラムは、発展途上国や新興国におけるプロジェクト実施者や関係者に対し、既存の再生可能エネルギー技術と、その将来的なエネルギー需要充足への寄与について概要を示す知識源となるもの。また、SEPSは、エネルギープロジェクトの実施に対し資金を援助するもので、今回の公募では、最大10プロジェクトに対し、計35万ユーロを支援する。公募の重点は「クリーンで安定した電力の確保」であり、締め切りは2010年6月21日。この支援プログラムでは既に5回の公募を実施しており、これまで36ヶ国の47プロジェクトに対し資金を援助している。

情報源 ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所 プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 持続可能 | 資源効率 | エネルギー需要 | ヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所 | 発展途上国 | 技術情報 | WISIONS
関連ニュース

関連する環境技術