海外ニュース


 インド、国際再生可能エネルギー機関に参加

発表日:2009.03.17


  インドが2009年3月17日、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)設立協定の77番目の署名国となった。IRENAは2009年1月26日に設立された再生可能エネルギーに特化した初めての国際機関。再生可能エネルギーの利用を世界的に促進することを目指し、枠組みの構築、技術・ノウハウの移転、資金面の改善等について加盟国に助言を行う。インドの加盟は、持続可能なエネルギー供給システムの構築に向けた強力なシグナルとなる。また、インドにとっても、気候保護、エネルギーの安定供給、経済発展や雇用促進に、再生可能エネルギーを有効活用するチャンスとなる。急成長を遂げるインドの加盟は、他の途上国にとっても良い手本となるとして、ドイツのガブリエル環境大臣は歓迎の意を表している。インドは2009年下半期、IRENAに11万ドル以上を出資することも表明し、IRENA準備委員会のメンバーとなった。2009年6月に開催される準備委員会では、IRENA事務所の所在地及び初代事務局長が決定される予定である。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 持続可能 | インド | ドイツ連邦環境省 | BMU | IRENA
関連ニュース

関連する環境技術