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 アメリカ環境保護庁、全米で節水運動を開始

発表日:2010.07.14


  アメリカ環境保護庁(EPA)は「ウォーター・センス(WaterSense)」プログラムの下、簡単な節水方法を国民に奨励する運動を開始した。アメリカン・ウォーター社と共同で全米を横断し、各地要所で「ウォーター・センス」ラベルの製品(標準モデル比で約20%の節水が可能)について消費者の関心を高めることにより、節水を広く浸透させるというもので、チェック・取り付け・交換という以下の3つのステップを奨励する。1)チェック:トイレのタンクに食品着色料を数滴垂らして便器側への水漏れをチェック。水漏れの場合はフロート弁を取り換える。2)取り付け:蛇口に同ラベルのエアレータ(泡沫キャップ)を取り付ける。水量感に大差なく30%の節水が可能。3)交換:同ラベルのシャワーヘッドに交換する。他モデルと同じ性能でありながら節水・省エネが可能。なお、「ウォーター・センス」は、EPA主催のパートナーシッププログラムで、節水効果の高い製品、住宅、サービスを用いた簡単な節水方法を国民に提供することで、今後の水供給の安定化を図っている。2009年では、360億ガロンの水と2億6700万ドルの上下水道料金の節約に貢献した。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 水・土壌環境 環境総合
キーワード アメリカ環境保護庁 | EPA | 節水 | ラベル | トイレ | ウォーター・センス | 蛇口 | 上水道
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