アメリカで、NGO、業界団体、研究機関など5つの団体が協力し、水道配管の効率化に向けた研究を進める歴史的なパートナーシップを設立した。このパートナーシップに参加する、水の効率利用のための連合、 国際配管・機械役員協会、配管製造研究所等の5団体は、節水や配管に知見を有しており、水を効率的に利用する配管の開発・活用のための研究プログラムを策定する。研究内容は、効率的で持続可能な製品、システム、実践といった分野をカバーし、最初のプロジェクトとして、排水効率の高いトイレ、水の再利用システム、水を使用しない男子用小便器、水を効率的に利用する配管システムの分類に関する研究を行う予定。1年以上に及ぶ交渉の後、2009年1月6日に研究プロジェクトを実施するための覚書に調印した。EPAのジョンソン長官は、節水技術の新たな発展・改善は、確かな研究成果に依存していると指摘し、今回の合意について、関係者が協力して重要な節水問題を分析するのに役立つ「画期的な合意」だと評価した。