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 スウェーデン政府、EUに対し水銀の使用に対する規制措置の拡大を要請

発表日:2010.10.18


  スウェーデン政府は、EUに対して水銀の使用に対する規制措置を拡大するよう要請した。これはカルグレン環境大臣がEU環境理事会の会合(EU環境大臣会合)で提起したもの。会合では、デンマーク、チェコ等がスウェーデンを支持した。EUの水銀戦略については現在欧州委員会が見直しをしているところであり、委員会は今回の理事会の会合を踏まえてクリスマス前には欧州委員会としての提案を発表するとしている。カルグレン大臣は、「水銀は健康と環境の双方に危険を及ぼす。スウェーデンは長い時間をかけて段階的に水銀の使用を減らし、現在の禁止に至っている。EU水銀戦略においては、電池や歯科用アマルガムなどに関して、さらなる措置を講じる必要がある」と述べたほか、2010年6月にストックホルムで始まった世界水銀条約交渉には、EUの指導力が必要だと訴えた。

情報源 スウェーデン環境省 プレスリリース
国・地域 スウェーデン
機関 スウェーデン環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 水銀 | 欧州委員会 | EU | 規制 | 有害物質 | スウェーデン環境省 | 健康影響 | 環境影響 | 水銀戦略 | 世界水銀条約
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