スウェーデン、子どもを守り有害化学物質のない生活環境をめざす行動計画に着手

発表日:2011.03.10

2011年3月10日、スウェーデン化学物質庁は、有害化学物質のない生活環境のための行動計画をカールグレン環境大臣に提出した。これにより、スウェーデンは、子どもを守ることを主眼に、日常の生活環境から有害化学物質をなくすための行動計画に着手する。子どもは大人よりも化学物質への曝露による悪影響を受けやすいといわれており、胚形成期、胎児期及び生後数年間に有害物質に曝露すると、後年、深刻な被害が生じることがある。また、子どもは好奇心からものを口に入れる、床の上で過ごす時間が長い等、生活環境中の化学物質に曝露される危険性が高い。そのため同国では、今回の行動計画に基づく取組を進め、今後4年間で安全な生活環境を確立することを目指す。スウェーデンは従来から化学物質のリスクを減らす取組に積極的で、内分泌かく乱物質等の有害化学物質を玩具・子供用品に使用することを制限ないし禁止している。今回の行動計画では、少量多種類の化学物質による複合効果等の知見の拡大、REACH規則によるEUの取組の能率向上等にも取り組む。

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