フランスのエコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省は、生物多様性への依存度を自己評価できる企業向けオンラインツール「EBEvie」を、生物多様性ポータルサイト上に公開した。これを使うと、企業は、事業が生物多様性に与える影響や生態系サービス(生態系の提供する公益的機能のこと)への依存度などを簡単に自己評価することができる。生物多様性への配慮は生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の中心的な議題であるが、この配慮を事業戦略に組み込んでいる企業は依然として少ない。そのため同省は、企業を啓発して推進を図ろうと、このツールを開発した。EBEvieは「理解する」「評価する」「行動する」の3段階から成り、自社の活動を評価するだけでなく具体的な行動も提示してくれる。同ツールは、2010年11月30日に、リヨンで開かれる国際環境見本市「ポリューテック」のパネルディスカッションで紹介されるという(EBEvieのサイト:http://www.biodiversite2010.fr/(フランス語))。
情報源 | フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省 プレスリリース |
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国・地域 | フランス |
機関 | フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省 |
分野 | 自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | フランス | 生態系サービス | 企業 | COP10 | エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省 | ポータルサイト | 評価 | ツール |
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