EU、東南ヨーロッパ初の国境にまたがる保護地区で動植物や生息地の保全へ

発表日:2010.10.26

欧州委員会(EC)は、東南ヨーロッパ3ヶ国にまたがるプレスパ公園地域の持続可能な発展を保護する協定を締結し、EUにその批准を提案した。欧州理事会と欧州議会が批准すれば協定が発効し、ギリシャ、アルバニア、マケドニアが3国間協定によりこれまで取り組んできた東南ヨーロッパ初の国境にまたがる保護地区の保全に、EUが加わることになる。プレスパ湖とその周辺地域は、生態学的に重要な固有の生息環境、動植物相が広がり、流域を含めて総体的に保全することが最善とされている。この協定によって締結国には、プレスパ湖の慎重な管理、汚染防止、生物多様性の保護のほか、開発する場合には持続可能なものとすることが義務付けられる。協定には、EU水枠組み指令(WFD)の対象となる流域管理等、EUの管轄に入る問題も含まれるため、EUの参加が必要とされていた。EUが参加することで、水枠組み指令の共通実施戦略で培った経験、成功事例、知識が共有され、水枠組み指令の実施が推進されることになる。

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