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 韓国、RFタグを用いた食品廃棄物の従量制課金制度を試行へ

発表日:2011.03.03


  韓国環境部(MOE)と行政安全部は、RFタグを用いた食品廃棄物の従量制課金制度の試行を2011年中に開始すると発表した。廃棄物の従量制課金制度の手法には、1)電子式のカードまたはタグによって排出者を確認し、排出量に応じて課金するRFタグ方式、2)排出者が事前に納付券又は納付シールを購入し、収集容器に貼付する納付券方式、3)排出者が廃棄物専用ごみ袋を購入し、それを使って排出する指定ごみ袋方式がある。このうちRFタグ方式は、廃棄物を出した各人の排出量を測定して正確に課金することから食品廃棄物の削減効果が最も高いとされており、今回は、RFタグ付きの容器を使っての食品廃棄物回収を試みる。今後の制度拡大の足掛かりとして、2011年はソウル市の衿川区、京畿道の軍浦市など、韓国各地の10自治体に計測装置とRFタグが提供され、従量制課金制度の試行を行う。今回の試行には、40万世帯と2万軒のレストランの参加が見込まれる。

情報源 韓国環境部(MOE) ニュース(In Focus)
国・地域 韓国
機関 韓国環境部(MOE)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 食品廃棄物 | ごみ袋 | MOE | レストラン | 韓国環境部 | RFID | RFタグ | 従量制 | 課金 | ソウル
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