ドイツ連邦環境省は、プラグイン・ハイブット車20台の実証走行試験を開始した。今後1年間、日常走行の条件下で様々なテストが行われる。電気モーターとエンジンを組み合わせ、コンセントから電源を取ることができるプラグイン・ハイブリッド車は、日常的な利用にも、遠出の旅行にも対応できる上、電気だけで走行する車に比べバッテリーが小さく、値段も割安である。電気自動車の普及推進を図る連邦政府は、その重要戦略としてプラグイン・ハイブリッド車を位置づけており、政府プログラムの中に「アンダー50(U50)車両」(走行1kmごとのCO2排出量が、50g以下である車両)クラスを設け、該当する車には10年間車両税を免除し、路上走行中に一定の優遇が認められる青バッチを付与している。今回実証走行を行うフォルクスワーゲン・ゴルフの車両も、このU50クラスに入る。また今回は、走行試験とともに充電技術の試験も行われる。再生可能エネルギーからの電力供給を増やす目的もあり、多数の充電施設のネットワーク確立に向けた技術開発を、電力会社のE・ONが進めている。
情報源 | ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース |
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国・地域 | ドイツ |
機関 | ドイツ連邦環境省(BMU) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | CO2 | 電気自動車 | 実証 | 走行試験 | ドイツ連邦環境省 | モーター | 充電施設 | プラグイン・ハイブリッド車 | 優遇措置 |
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