アメリカ環境保護庁、ビスフェノールAの新たな毒性試験・サンプリングにつき意見を公募

発表日:2011.07.26

アメリカ環境庁(EPA)は、ビスフェノールA(BPA)の環境影響を調べるための毒性試験と環境サンプリングを提案し、意見を公募している。BPAは、食品缶詰の内面から、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂の塗料やコーティング、レジで打ち出すレシートのような感熱紙まで、広範な製品に用いられ、環境中に放出される量は、年間100万ポンドを超えるとされる。しかし、動物実験では生殖・発達毒性があることが示されており、人間の健康への影響も懸念されている。EPAは、今回提案する試験で集まるデータから、BPAの環境影響についてより詳しいことがわかるとしている。すでにEPAは、懸念されるBPAリスクへの対策をBPA行動計画として2010年3月に発表しており、今回の提案はその計画に基づくもの。また、アメリカ食品医薬品局(FDA)でも、食品中のBPAによる人間の健康影響を調査し、その低減を図ると2010年1月に発表しており、EPAは、FDA、疾病管理予防センター(CDC)、環境健康科学研究所等とともに、BPAの健康影響に関する研究も進めている。

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