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 アメリカの国家海洋会議、海洋政策行動計画案を発表

発表日:2012.01.12


  アメリカの海洋政策の実施を監督する統合的組織である国家海洋会議(NOC)は、海洋、沿岸及び五大湖に関する重要課題に対処するため、国家海洋政策実施計画案を発表し、一般の意見を求めている。健全な水域は雇用と経済を支え、国民の健康や国の安全保障にも不可欠だが、現在、汚染や資源採取、気候変動の影響に加え、国の安全保障や娯楽、航海、エネルギー生産、商業的漁業などの利用が互いに競合し、拡大しているため、これら水域の資源は危機的状況にある。この計画案は、NOCを構成する連邦政府機関が、水域の健全性を促進するために取るべき行動について述べたもので、過去のパブリックコメントや地域の公聴会を通じて寄せられた産業界や市民等の意見や情報も取り入れているという。計画案は、官民連携、部門全体にわたる効率・協力の促進や、統合的手法による資源管理、海洋の健全性に関する最善の科学・情報の活用に焦点を当てており、各行動について、行程上の主な目標を示して所轄機関を特定し、完了までの期間も示している。

情報源 アメリカ国立科学財団(NSF) プレスリリース アメリカ国家海洋政策実施計画案
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ国立科学財団(NSF)
分野 水・土壌環境 環境総合
キーワード 気候変動 | アメリカ国立科学財団 | NSF | 沿岸 | 科学的知見 | 資源管理 | 実施計画 | 水域 | 海洋政策 | 国家海洋会議
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