欧州委員会は、EUの環境関連プロジェクト助成制度であるLIFE+プログラムの、新たに助成対象となるプロジェクトを公表した。今回は、加盟27か国から1078件のプロジェクトの申請を受け、そのうちの202件を選定。事業総額は5億1650万ユーロで、EUは2億6840万ユーロを助成する。同プロジェクトは、絶滅危惧種や生息地の保全等に関する「LIFE+自然及び生物多様性」、革新的な政策や技術の開発等に関する「LIFE+環境政策及びガバナンス」、環境問題の情報提供や意識改革等に関する「LIFE+情報及びコミュニケーション」の3つの分野に分かれており、今回、それぞれ76件、113件、13件のプロジェクトが選ばれた。ポトチュニック環境担当委員は、「LIFEプログラム及びEU生息地指令の採択から20周年を迎え、EUの質の高い環境プロジェクトを引き続き支援できることを嬉しく思う」と述べ、これらの新規プロジェクトが優良事例として自然保護や環境改善の取組を進めていくとの期待を示した。
情報源 | 欧州委員会 プレスリリース |
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国・地域 | EU |
機関 | 欧州委員会 |
分野 | 地球環境 自然環境 環境総合 |
キーワード | 生物多様性 | プロジェクト | 欧州委員会 | 絶滅危惧種 | 環境政策 | 助成 | 自然保護 | 環境情報 | 生息地指令 | LIFE+ |
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