国際エネルギー機関、日本のエネルギー政策レビュー報告書を公表

発表日:2008.06.09

国際エネルギー機関(IEA)の田中事務局長は、日本のエネルギー政策に関する「2008年版対日審査報告書」を公表し、「日本政府は、3E(環境面における持続可能性、経済効率性及びエネルギー安全保障)」のバランスを保ちながら、エネルギー政策を適切に実施している」と評価した。報告書では、世界のエネルギー・環境問題を解決する鍵の一つが技術開発だとして、国際的な技術移転(特にアジア)、基礎的・応用的なエネルギー技術の研究開発、クールアース推進構想等日本の取り組みを賞賛。一方で、日本のエネルギー・環境政策で重視されている自主的アプローチについて、産業部門での成果を評価しつつも、エネルギー効率の改善余地が残る住宅部門においては、補完措置を講じるよう奨励した。田中事務局長は、日本におけるエネルギー効率改善施策の拡充を求めるとともに、ベンチマーク、基準、規制、税、取引制度その他の市場ベースの政策といった強力なオプションで、既存のエネルギー・環境政策を補完すべきという見解を示した。

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