欧州環境局、欧州はオゾン層破壊物質の廃止に向かい前進と報告

発表日:2012.12.05

欧州環境局(EEA)は、2012年12月5日発表の『2011年オゾン層破壊物質(ODS)サマリー』で、欧州は200以上のODSの生産・消費の段階的廃止にむけ大きく前進したと報告した。同報告書には、1987年に採択された「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」およびEU法で廃止が求められているODSの、EU内189企業の消費・生産状況の総計データが掲載されている。それによると、消費量は国際的取決めより10年早い2010年に目標を達成したほか、生産量および輸出入とも減少した。ただし、ODSの供給原料としての使用については規制がなく増加しているという。ODSはオゾン層を破壊するほか温室効果も高く、同議定書による2010年までの削減効果に温暖化係数を加味すると、CO2当量で京都議定書第1約束期間の削減目標値の5〜6倍になるという。EEAは、「モントリオール議定書は、今までで最も効果がある国際環境協定の一つであり、他の地球規模の環境問題における国際協力の手本となる」と述べている。

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