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 モントリオール議定書締約国作業部会第34回会合、オゾン層保護に関する様々な課題を議論

発表日:2014.07.21


  モントリオール議定書締約国オープンエンド作業部会は、2014年7月14~18日、第34回会合をパリで開催した。会合では197カ国の締約国代表者がオゾン層保護に関する様々な問題について議論を行った。途上国のオゾン層破壊物質(ODS)廃止に既に30億ドルを支援してきた多数国間基金の補充について、2015~17年の資金規模を検討したほか、ODSの使用制限除外(研究・分析利用、ロシア連邦の航空宇宙産業利用、中国での水質検査)や民間航空のための使用済みハロンの輸出入、ヒドロクロロフルオロカーボン(HCFC)及び代替品の取引モニタリング等についての決定案をまとめた。さらにODS代替品の需要と実用化、新規に検出されたODSの科学的評価、ODSではないが温室効果ガスであるヒドロフルオロカーボン(HFCs)の扱いについても議論を行った。本会合の結果は、2014年11月開催の第26回議定書締約国会議(MOP26)でさらに検討し決定される。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 地球環境 環境総合
キーワード オゾン層 | 国連環境計画 | UNEP | HFC | モントリオール議定書 | HCFC | 破壊物質 | ハイドロフルオロカーボン | ODS
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