(独)国立環境研究所は、タイ・バンコクにおける廃棄物管理研究のための共同研究拠点を、2012年12月18日に設立したと発表した。同研究所では、2009年8月から準好気性埋立技術のアジア地域における適合と同技術による地球温暖化防止のための方策を探るため、キングモンクット王立工科大学(KMUTT)及びカセサート大学(KU)と共同研究を実施してきた。今回、東南アジア地域におけるより適切な廃棄物管理を目的とした研究強化のため、タイ・バンコクに共同研究拠点を設立した。主な目的は、1)廃棄物の適正管理研究の加速、2)一般廃棄物、産業廃棄物の現状及びデータの集約、3)日本及び東南アジア地域の研究者及び廃棄物管理関係者ネットワークの強化、である。今後は東南アジア地域での廃棄物管理研究活動の一層の強化と、日本の環境技術の東南アジア地域でのさらなる展開を目指し、学術研究機関に留まらず、行政、産業界との連携強化を図るための拠点とする予定という。
情報源 |
(独)国立環境研究所 記者発表
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機関 | (独)国立環境研究所 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 国立環境研究所 | タイ | 東南アジア | 廃棄物 | バンコク | 研究拠点 | 廃棄物管理 | キングモンクット王立工科大学 | カセサート大学 |
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