(独)国立環境研究所は、平成24年7月31日から8月1日にタイ国バンコクで開催した、平成24年度「バンコク都清掃職員向け洪水廃棄物ワークショップ」の開催結果を公表した。バンコク都では、今後も大規模な洪水が発生する可能性を考慮し、同研究所及びキングモンクット工科大学と協力し、洪水廃棄物管理ガイドライン策定を進めている。今回のワークショップは、洪水廃棄物管理手法に関する講義と洪水廃棄物の発生量推計手法の実習作業を行うことを目的に行われたもの。洪水廃棄物の適切な管理には、洪水発生前からの準備・廃棄物データの作成が、行政及び政府への政策対応を要請するにあたって不可欠であること、などが改めて強調された。同研究所では、今後もアジア都市を襲う自然災害に強い廃棄物管理体制づくりのため、日本の経験と技術をアジアに普及させることを一つの使命として、研究活動の成果を基に社会貢献していく予定という。
情報源 |
(独)国立環境研究所 イベント情報
|
---|---|
機関 | (独)国立環境研究所 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 国立環境研究所 | タイ | ガイドライン | 廃棄物 | ワークショップ | アジア | 洪水 | バンコク | 廃棄物管理 |
関連ニュース |
|