(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、平成20年度「新エネルギーベンチャー技術革新事業」の委託先を決定した。この事業は、ベンチャー企業等が保有している潜在的技術シーズを活用することで、2010年度以降の継続的な新エネルギー導入普及のための新たな技術オプションの発掘・顕在化を実現し、次世代の社会を支える産業群を創出するため、再生可能エネルギー及びその関連技術に関する技術課題を提示し、それらの解決策となる技術について、多段階選抜方式による研究開発を委託により実施するもの。今回は、バイオマス分野5件、燃料電池・蓄電池分野4件、風力発電その他未利用エネルギー分野6件の計15件が採択された。なお同事業では、技術開発の事業化までのステップによって、2つのフェーズ(I,II)を設けており、平成20年度公募では、フェーズI(1千万円以内/年,1年以内)への提案のみを募集した。