千葉県環境研究センターは、平成24年度水生生物による水質調査結果を公表した。同調査は、サワガニやカゲロウ等河川に生息する水生生物を指標として水質を判定するもの。児童・生徒や住民による調査を通じ、身近な河川の水質を把握してもらうとともに、水辺環境に興味を持ってもらうことを目的として、昭和59年から実施している。平成24年度には川の水のよごれ(水質ランク)をより判別しやすくすることを目的に指標生物の見直しを行った。今回の調査は、移行期間として新指標と旧指標を併用し、32団体、582人の参加があり、淡水域59調査地点、のべ710人により調査した。その結果、水質階級Ⅰ(きれいな水)に判定された地点は18地点(30.5%)で、サワガニ、ヘビトンボ、ヒラタカゲロウ類、カワニナ類が多く出現した。また、水質階級Ⅱ(少しきたない水)に判定された地点は17地点(28.8%)で、スジエビ、カワニナ類、アメリカザリガニが多く出現した。
情報源 |
千葉県環境研究センター 平成24年度水生生物による水質調査結果について
千葉県環境研究センター 水生生物による水質調査 |
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機関 | 千葉県環境研究センター |
分野 |
自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 水質 | 河川 | 水辺 | 水生生物 | 調査 | 淡水 | 指標生物 | 千葉県 | 千葉県環境研究センター |
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