千葉市は、水環境保全計画における平成23年度の環境の状況及び目標達成状況を公表した。同市では、より良い水環境の実現に向けて、1)水辺の生き物の保全、2)親しみのもてる水辺の創出、3)ゆたかな流れ(水量)の確保、4)きれいな水(水質)の保全を目標に掲げた「千葉市水環境保全計画」に基づき各種施策を推進している。今回、河川15水域、海域2水域の実態把握、計画目標との比較等を行った。結果は以下の通り。1)平成23年度に水生生物調査を実施した河川については、指標生物種に加え、最重要保護生物に指定する貴重種も一部水域で確認された。2)親しみのもてる水辺の創出のため、都川水の里公園の整備(都川中流)等が実施された。3)水量は目標値を設定している河川9水域全ての地点で目標未達成であった。4)水質は河川で目標(BOD)を達成したが、海域は目標(COD)未達成であった。同市では今後も、関係機関が連携し、より良い水環境の実現に向け、各種施策の推進を図るという。
情報源 |
千葉市 記者発表資料(PDF)
千葉市 水環境の保全 |
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機関 | 千葉市 |
分野 |
自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 水質 | 河川 | 水量 | 環境保全 | 水環境 | 水生生物 | 調査 | 海域 | 指標生物 | 千葉市 |
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