愛知県は、平成27年度水生生物調査の結果を公表した。同県では、身近な河川等における水生生物の生息状況を調査することにより、水生生物を指標として河川の水質を総合的に評価するとともに、身近な自然とふれあうことで環境問題への関心を高め、広く水環境保全の普及啓発を図ることを目的に、昭和60年度から夏休みの期間を中心に、県民の自主参加による水生生物調査を実施している。平成27年度は81団体3,145人の参加により、745河川等122地点で調査が行われた。調査で見つかった水生生物の種類と数に応じて、水質階級をⅠ(きれいな水)からⅣ(とてもきたない水)の4段階で判定した結果、調査を行った122地点のうち水質階級Ⅰと判定されたのは51地点(41.8%)であった。また、天竜川・豊川等水系では、水質階級ⅠやⅡ(ややきれいな水)の地点が多く見られ、境川水系等では、水質階級Ⅲ(きたない水)やⅣの地点がやや多く見られたという。
情報源 |
愛知県 平成27年度水生生物調査の結果について
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機関 | 愛知県 |
分野 |
自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 水質 | 河川 | 環境保全 | 水環境 | 水生生物 | 調査 | 愛知県 | 指標生物 |
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