愛知県は、平成23年度の一般廃棄物処理事業の調査結果を公表した。同県では、廃棄物の排出抑制や循環的利用などを促進し、環境負荷の低減に配慮した循環型社会を実現するため「愛知県廃棄物処理計画(平成24~28年度)」を策定し、ごみの総排出量等減量化の目標を定め取組を進めている。今回の調査は、毎年度、市町村や一部事務組合による一般廃棄物(ごみ・し尿)の排出状況、資源化や最終処分等の処理状況及び処理施設の状況等を把握するために実施しているもの。これによると、平成23年度におけるごみの総排出量は260万トン(前年度比0.3%減)で、一人一日当たりのごみ排出量は938g(前年度比1.7%減)となった。また、最終処分量は22万9千トン(前年度比3.0%減)で、リサイクル率は23.4%(前年度比0.2ポイント減)となった。同県では今後、「ごみゼロ社会推進あいち県民会議を活用した3Rの促進」や「市町村の取組を促進するための啓発、情報提供、技術的支援等」などの取組を強化していくという。
情報源 |
愛知県 記者発表
愛知県 平成23年度一般廃棄物処理事業実態調査 |
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機関 | 愛知県 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 廃棄物処理 | 環境負荷 | 循環型社会 | リサイクル | 排出量 | 愛知県 | 一般廃棄物 | 資源化 | 排出抑制 | 最終処分 |
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