大阪府は、平成23年度の大阪府域における化学物質の排出量等を公表した。これは、大阪府域におけるPRTR法及び府条例の対象事業所からの届出をとりまとめたもの。大気、公共用水域等へ排出された化学物質の量(届出排出量)は11,300トンで、平成22年度と比べると4.0%(約500トン)減少した。また、廃棄物や下水として移動した化学物質の量(届出移動量)は20,100トンで、平成22年度比で1.7%増加した、さらに、使用や製造された化学物質の量(届出取扱量)は9,103,000トンで、平成22年度比で1.7%減少した。なお、光化学スモッグ等の原因のひとつである揮発性有機化合物(VOC)の届出排出量は、届出排出量全体の9割以上を占めていた。同府では今後も、PRTR法及び府条例に基づき、排出量の多い事業所を中心に化学物質の自主管理を促進するよう指導、助言をしていくという。
情報源 |
大阪府 報道発表資料
大阪府 大阪府域における化学物質の排出量等について(過去のとりまとめ結果) 大阪府 化学物質対策 |
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機関 | 大阪府 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 化学物質 | 大阪府 | 事業所 | VOC | 揮発性有機化合物 | 排出量 | PRTR | 移動量 | 届出 |
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