国土交通省は、平成24年度全国における「緑のカーテン」の取組状況を公表した。都市の緑の持つ機能のうち、気温の低減効果やヒートアイランド現象の緩和等については、近年一層着目されており、建物内の温度を低く保ち、都市の省電力化に効果を発揮する「緑のカーテン」が注目されている。「緑のカーテン」とは、アサガオやゴーヤ、ヘチマのようなツルが何かに巻きついて伸びる種類の植物(ツル性植物)を建築物の壁面を覆うように育てて、緑化を行うもの。今回、平成24年度に全国の地方公共団体における取組について調査した結果、「緑のカーテン」に取組む地方公共団体は369団体となり、昨年度の231団体と比べて約1.6倍に増加し、大都市に限らず、全国的な広がりを見せていることが確認された。また、取組内容は、公共施設への設置が最も多く(355団体)、続いて広報(260団体)、資材等支援(233団体)、イベントの開催(208団体)等が実施されたという。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
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機関 | 国土交通省 |
分野 |
地球環境 自然環境 |
キーワード | 国土交通省 | 省電力 | 気温 | 壁面緑化 | 地方公共団体 | ヒートアイランド現象 | 緑のカーテン |
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